こんにちは、ジャッキーです!
あなたは今、面白い韓国映画をお探しですね?
エンターテイメントに力を入れている韓国では、映画のクオリティも高く面白い作品を数多く排出しています。
今まで韓国映画をあまり観ていなかった人でも、ぜひ食わず嫌いをせずに観て頂きたいです!
今回は、そんな韓国映画の中でも、特に面白いと思える映画を厳選して紹介します。
ランキング形式で第1位から紹介していくので、興味がある作品があれば、ぜひチェックしてみてください。
目次
- 1 韓国映画おすすめランキング30選
- 1.1 1位:殺人の追憶
- 1.2 2位:7番房の奇跡
- 1.3 3位:国際市場で逢いましょう
- 1.4 4位:私の頭の中の消しゴム
- 1.5 5位:哭声/コクソン
- 1.6 6位:ハロー!?ゴースト
- 1.7 7位:オールドボーイ
- 1.8 8位:サスペクトー哀しき容疑者ー
- 1.9 9位:お嬢さん(R15)
- 1.10 10位:新感染
- 1.11 11位:パラサイト
- 1.12 12位:The Witch/魔女
- 1.13 13位:男と女
- 1.14 14位:神と共に
- 1.15 15位:悪女
- 1.16 16位:悪魔を見た
- 1.17 17位:チェイサー
- 1.18 18位:カンナさん大成功です!!
- 1.19 19位:トガニ 幼き瞳の告発(R18)
- 1.20 20位:ディープブルーナイト
- 1.21 21位:戦火の中へ
- 1.22 22位:ミス・ワイフ
- 1.23 23位:王の運命ー歴史を変えた八日間ー
- 1.24 24位:ラブストーリー
- 1.25 25位:コンジアム
- 1.26 26位:ファイティン!
- 1.27 27位:猟奇的な彼女
- 1.28 28位:ハナ 奇跡の46日間
- 1.29 29位:おばあちゃんの家
- 1.30 30位:あやしい彼女
韓国映画おすすめランキング30選
1位:殺人の追憶
韓国映画の中で最高の作品を選ぶとき欠かせない映画の一つが「殺人の追憶」でしょう。
私が殺人の追憶を絶対におすすめな理由は、韓国の歴史上とても有名な連続殺人事件を題材にしていて、ストーリーが、かなり興味深く面白いです。
この映画は実際に韓国の農村で10人以上の犠牲者を出したにも関わらず、未解決事件となった華城連続殺人事件を題材にしています。
主人公の地元刑事のパクとチョ刑事とク課長は、事件発生時にすぐさま捜査にとりかかりますが、全く手がかりは得られません。
そこで、ソウル警察の刑事であるテユン刑事が応援で駆けつけますが、それでも殺人事件は終わる事が無く刑事たちは徐々に追い詰められていきます。
この作品はスピード感が凄まじく、最後の最後まで犯人が誰か分かりません。
しかし、緊急事態の時のシーンや一生懸命犯人を逮捕しようとする刑事たちの奮闘と苦悩と葛藤が描かれており、終始手汗握る物語となっています。
この映画は韓国のみならず、世界でも有名なポンジュノ監督の作品です。
ポンジュノ監督の作品の中でも、最高の作品がまさに「殺人の追憶」でもあります。
この映画はスリラー映画であると同時にポンジュノ監督の独特な感覚とブラックコメディな演出が引き立って見えます。
主人公が画面から観客をずっと見ている最後のシーンには隠された意味があるのです。
その理由が分かった瞬間、あなたはもう鳥肌が立っているでしょう。
主演は実力派のソンガンホが演じています。
事件は韓国の田舎の村で起きるのですが、犯人の手がかりが非常に少なく捜査が思うように進みません。
そういう状況の中で、警察官はどんな心理になっていくのか、人間の恐ろしい部分を描いています。
どんな人間でも、天使と悪魔が共存していて、それは危機的状況で現れてしまうのです。
是非見てもらいたいです。
2位:7番房の奇跡
このお話は冤罪で死刑囚になってしまった父親と娘の話なんですが、確実に泣ける映画です!
知的障碍者のヨングは6歳の娘と暮らしていましたが、小学生の子供が殺された事件で無実なのに逮捕されてしまいます。
娘と別れ、刑務所に入りますが、刑務所では他の受刑者と仲良く(?)なります。
友情を感じ始めた他の受刑者たちがヨングを娘にあわせようと努力します。
ヨングの裁判では無実なのに、罪を認めてしまいます。とても悲しい話ではありますが、他の受刑者とのやりとりや行動などがとても面白く、少しくすっ、と笑ってしまうところもありました。
笑いなし、涙なしでは見れない映画でとても気に入りました。
かなり苛立つ場面も多くありますが、家族愛であるとか友情もありますし、笑えるシーンもあるので、ただただ悲しいというわけでもありません。
本当にこういうことってあるんじゃないかなと思える部分もあるのでちょっと怖くもなります。
でもきっと見たほとんどの人が泣ける映画ですし、心温まる映画だなと思います。
今の自分を見つめなおすいいきっかけにもなる映画なので、非常におすすめです。
3位:国際市場で逢いましょう
この映画は、一人の男性が、戦争や、軍事政権の中で、家族のために生涯を捧げた感動の家族史です。
1950年ごろに起きた韓国国内戦争(朝鮮戦争)で、6人家族の主人公は、父親と妹と生き別れになってしまい、そこで母親と二人のきょうだいと一緒に釜山へ逃げ込みました。
父親と生き別れになってしまったため、幼いながら家長として、外へ働きにでたりと家族を守っている姿に心を打たれました。
そこで、父親と妹を必ず探し出し、一生家族を守ると決心した主人公は、自分のことは後回しにし、お金がなく結婚できない妹のために世界へ出て、ドイツの炭鉱で働き、ベトナムでは軍人として従軍するなど、たくさん命の危険にさらされます。
それでも、家族のために諦めることなく、懸命に生きている主人公は誰よりも格好良くて、何度も号泣させられました。
今の時代にも、まだこのような男性がいるのだろうかと何度も考えさせられ、このような時代があったからこそ、今も韓国を愛する愛国心の強い韓国人がいるのではないかと思います。
映画を見ている中でも、大道具や小道具もすごく忠実に再現されており、韓国の歴史に疎い方でも全般が戦争映画ではないので、かなり見やすい映画です。
2014年には、日本でも公開されており、日本の題名は”国際市場で逢いましょう”です。
4位:私の頭の中の消しゴム
とにかく泣けます。
私が初めて見た韓国映画です。
恋愛系の内容と思いながら見ていたのですが、だんだんとストーリーが深い話になっていき、涙が止まらなくなりました。
主人公の女性がとてもかわいくて無事好きな人と結ばれるのですが、女性の記憶がどんどんなくなっていきます。
観ながら、タイトルの頭の中の消しゴムっていう意味がわかりました。
それがわかった瞬間も号泣。とにかくずっと泣きました。
感情移入しすぎて、後半はずっと泣いていましたね。
特に、スジンの置き手紙を読むシーンでは、チョルスへの想いを必死で伝える内容に号泣しました。
それに、印象的な台詞も多いです。
「許しとは、心の一部屋を空けるだけなのよ」
この台詞は、とても心に響きました。
映画のキーワードにもなっていますが、私がそれまで感じていたことを180度変えてくれた一言です。
人を許すことってなかなか難しい。事が大きければ大きいほど時間が必要だし、ストレスにもなる。
それが、たった一部屋空けるだけなんだって思うと、とても簡単なことのように感じます。
どんどん忘れていく彼女と、それでも愛している彼。
私が実際この2人の立場になった時、同じように彼のことを愛せるのかなとか考えてしまいました。
忘れることは、世界で一番つらいことかもしれません。
初めは男性も葛藤があるのですがそれを受け入れて彼女に尽くす姿がとても愛を感じました。
ですが男性のことも忘れて元カレを愛した頃に戻るところは本当に切なく、悲しかったです。
悲しみも乗り越え子供のようになってしまっても最後まで尽くしきる姿がとても印象的でした。
目の前にいる人を大切にしようと思いました。
私自身DVDまで購入してしまうほど大好きな映画です。
この映画の最大の魅力は、何と言っても大きすぎる無償の愛。
あんな人に愛されたい。あんな風に誰かを愛したい。
そう思わせてくれる、本当に素敵な映画です。
主人公二人の演技が素晴らしく、ラストまでしっかり感動させてくれるこの映画は、絶対に一度は観るべき作品だと思います。
5位:哭声/コクソン
一見すると、スリラー映画かホラー映画かのように見えるのですが、本作を最後まで鑑賞すると、この映画のジャンルが明確に<不明になる>という点が、個人的に素晴らしかったです。
正体がわからない、よそ者を恐れるというシンプルな恐怖は、海外からの観光客や移住者が増加傾向にある昨今の日本でも通用するものです。
日本人である國村隼さんが出演されており、悪役なので、気に入らない方もいらっしゃると思います。
しかし、それを差し引いても、とにかく不気味でジワジワくる不安感は、間違いなく一級品です。
ホラー映画がお嫌いでなければ、絶対におすすめの映画です。
6位:ハロー!?ゴースト
正直ポスターやDVDのパッケージ、そしてタイトルを見るとあまり興味はそそられない作品かもしれませんし、なかなか手に取られないかもしれません。
でも、騙されたと思ってぜひ観て欲しいです。
この作品を観た私の周りの人は口を揃えて「最高だった」と話しています。
この作品に関してはネタバレなしで観て欲しいのであまり詳しく内容については語れません。
観賞後には、きっと「うわあ!なんだこれ!」と呟いてしまうでしょう。
7位:オールドボーイ
残酷な映画です。
残酷映画で優秀な作品を世に放っているのが昔はイタリア映画、少し前の香港映画、最近なら日本映画もですがやはり韓国映画です。
この作品のすごいところは、とにかくエンディングです。
最後にに襲ってくる嫌悪感、不快感がひどく精神的にやられます。
このラストの為に1時間以上の時間を費やし、しかもそれらもとても良い出来で時にコミカル、時にシリアスでオープニングからエンディングまで中だるみのない、めずらしい作品だと思います。
ストーリーや音楽、美術やカメラワーク等はとても良く登場人物の設定も面白いです。
後から知ったのは、もともとは日本のマンガが原作との事。
韓国ドラマが嫌いでも、実は映画に関しては数多くの傑作がありますので、食わず嫌いはやめましょう。
8位:サスペクトー哀しき容疑者ー
アクション映画なので基本的にはアクション好きの方におすすめです!
しかしながら、そもそものストーリーが素晴らしいので、アクションはあまり見ないという方でも主人公やその周囲にグイグイ引き込まれるでしょう。
ストーリーとしては、よくある「尽くしてきたのに陰謀に巻き込まれ悪役に仕立てられちゃって追われちゃう哀しき主人公」という設定です。
丁寧に描かれている上、役者さんたちの演技が素晴らしいので全く違うものとして楽しむことができます。
アクションは、カーアクション、接戦、銃撃戦など盛りだくさん、大満足です。
そして、肝心のアクションシーンは主役のコン・ユがノースタントで挑んでいるそう!
彼のノースタントアクションと肉体美、と哀しき表情は必見です!!
9位:お嬢さん(R15)
秀子(キム・ミニ)、珠子(キム・テリ)、伯爵(ハ・ジョンウ)主演の映画ですが、身の毛もよだつ何とも気持ちの悪い映画です。
はっきりと結末から言ってしまうと、最後の最後のラストシーンには魔の手から逃れた女二人の幸せそうな姿で安堵感を得られるので、ここがこの映画の救いです。
韓国、朝鮮、日本の絡み合ったイメージや国の関係の複雑な部分が随所に表れていて切ない気持ちにもなります。
最初は地獄から脱却する男女のラブストーリーかと思いきや、そうではない、抜け目の無いどんでん返しで良かったのですがまさかのレズビアン。
良い意味で予想を裏切られましたが、叔父のサドスティックな趣味や少女監禁、虐待、切断等、こいつが生き絶えて良かったと思いました。
悪いやつが消えてスッキリもする映画です。
全体的に、不思議な映画でした。
10位:新感染
ゾンビ映画なのに、新幹線の中や駅構内の中だけで完結する低予算映画。
しかしただのゾンビ映画ではなくヒューマンストーリー溢れる感動映画で、韓国映画特有の虚しさ残る印象もあります。
ゾンビはただのきっかけに過ぎなく、そのきっかけが要因で主人公が自分の子供に対して、世間に対しての対応に変化が見られる様が素晴らしい。
ゾンビ映画なのに劇中3回泣けるシーンがあるので、怖いの苦手な人も楽しめます。
初めてゾンビ映画を見る人にもおすすめ。
11位:パラサイト
映画の終盤は、事前には絶対に想像できないほど残酷で衝撃的な展開が待っていますが、オススメです。
カンヌで賞をとるだけのことはあります。
韓国の社会問題を見事に描いた作品です。
最下層に位置する家族が、見栄を張り、ある上層階級の家族を騙してのし上がろうとします。
彼らの家にパラサイトする姿がはじめはコミカルに描かれるのですが…。
映画の中盤までは、その家族のユーモアなどに思わず吹き出してしまうような笑いのある展開です。
けれども、そんな空気を180度転換させる衝撃の事実が終盤に待ち受けています。
12位:The Witch/魔女
ある田舎に住む女子高生が秘めたとんでもない力……この力には一体どんな背景があるのか。
韓国のノワール映画にはどんでん返しな展開になる作品も多いですよね。
映画を観ている間、だいたいこんな展開になるんじゃないか?と誰もが予想することがあると思います。
しかし、この映画は誰も想像することができないような驚きの展開を魅せるのです。
一度観たら絶対に二度、三度と観たくなるような、まるで魔法にかかったようにこの映画の虜になること間違いなしでしょう。
13位:男と女
コン・ユが出演しているので見た映画です。
彼自身が、相手役にはチョン・ドヨンを切望したと記事で読みました。
彼女の事は、あまり知りませんでしたが、彼が切望しただけあり、すばらしい女優さんでした。
撮影は、真冬のフィンランドで1ヶ月間行われたそうです。
ありふれた韓国の都会ではなく、真っ白い氷の世界の中で、激しく愛し合う二人は、より美しく、切なく、儚く見えました。
W不倫なのに、互いに強く惹かれ、愛ってしまった理由にとても共感できるストーリーでした。
結末は納得できるもので、本当に、最後に胸がきゅんとする切ない映画でした。
切ない大人の恋愛映画が見たいなら、本当におすすめできる映画です。
14位:神と共に
死後の世界と聞くと怖いイメージしかあるかもしれません。
しかし、この映画は死神として出てくる3人の案内人がユーモアがあって笑いもあり、死んでしまった主人公と母親との親子関係についても感動的に描かれていて、一つの映画に恐怖も笑いも感動もすべて詰まっていると思いました。
日本で良く知られているエンマ大王の他にいろいろな神が出てきて、各段階でいろいろな罪があり、あの世についてリアルに描かれていて現実世界との関係を考えさせられます。
15位:悪女
今作は生まれながら殺し屋としての英才教育を受けた主人公の少女が、様々な苦難困難を経てあらゆる対決をしていく作品です。
その裏に二転三転する物語で、この映画は冒頭の銃撃シーンから心掴まれます。
FPS視点で長回しでの銃撃シーンは完璧そのもので予告編などでも拝見できます。
カメラワークや主人公の女優さんのアクションや近接格闘や銃撃戦など、何でも見事な程のクオリティーなので一見の価値は充分にあります。
16位:悪魔を見た
この映画はバイオレンス度やアクションやグロテスクなどが十二分にあるので、ストレス発散や嫌いな人がいる人にはかなり見ごたえがある作品です。
主人公の捜査官のスヒョンは婚約者を連続殺人鬼に殺害されます。
そして連続殺人鬼であるギョンチョルに復讐するべく少しの休暇を貰い、部下に秘密裏で小型GPSを貰い単独でギョンチョルの捕獲に向かいます。
そしてついにギョンチョルを見つけ長い戦闘の末、ギョンチョルを気絶させます。
しかし、スヒョンはこのまま殺すわけでもなく、逮捕する訳でもなく小型GPSをギョンチョルに飲ませてわざと逃がし何回も痛めつけるとい手法に出ました。
この作品は復讐とは何かや罰を与える事は何かと考えさせられる物語で、心痛が止まらなくバイオレンスアクションの連続なので観て損はない作品です。
17位:チェイサー
この映画は元々韓国で実際に発生した連続殺人事件を題材にした作品です。
主人公の元刑事のデリヘル経営者であるオムは、やがて次々とお店の人気女性が失踪している事に気づきます。
そして彼女たちの最後の電話番号を検索し照合した時、一件の豪邸にたどり着きます。
そしてオムは失踪した女性たちを見つけるためその豪邸に行きますが、ある車と衝突しそこから怒涛の展開が巻き起こります。
この作品は題名の通り主人公と犯人と警察の追走劇で心でも身体でも「地の果てまで追いかける」という描写が生々しく描かれており、緊迫感がかなりにじみ出ているのでおすすめです。
18位:カンナさん大成功です!!
ドラマ「アクシデントカップル」を見て、女優キムアジュンの大ファンになりました。
そして、キムアジュンが主演している「カンナさん大成功です!」を見たいと思いました。
韓国では整形文化が当たり前となっておりますが、そのことが主テーマとなっています。
舞台裏で人気ポップシンガー・アミの歌を当てる仕事をしていた、デブでブス(失礼な表現になりますが)なハンナ(キムアジュンが演じています)。
ハンナが想いをよせていたプロデューサー・サンジュンの思いがけない言葉を聞いてしまい、一大決心して、全身整形をし、1年後に痩せて美人な女性に生まれ変わりました。
それもキムアジュンが演じており、サンジュンから認められ、ジェニーとして売り出し、大ヒット。
しかし、生まれ変わって偽っているがゆえに、失っていく父との繋がり、友との友情、そしてサンジュンへの愛。
失っていくものを取り戻そうと決心し、全身整形して生まれ変わったことを、ファンに告白し、その結末は如何に…最後は涙する結末になります。
何といっても、女優ながらに、歌唱力の高いキムアジュンの歌声に、改めて、ファン度が高まりました。
お勧めの1品です!
19位:トガニ 幼き瞳の告発(R18)
実際の児童虐待事件を映画化した作品で、R18指定も納得の妥協しない内容でした。
しかし、決して「こんな酷い事件があったんだ」と一言で済ませてはいけないと思います。
実話を基にしたフィクションとはいえ、画面上で広がる残酷すぎる現実は、今も昔も風化させてはいけないと感じました。
本作公開後の社会的影響も含め、主演のコン・ユ、そして子役たちの熱演による壮絶で、また儚い告発は、現社会への警鐘だと思いました。
観賞後はその後味の悪さにしばらく放心状態にはなりますが、全く妥協しない韓国映画の近年の傑作であることは間違いないです。
20位:ディープブルーナイト
「ディープブルーナイト」を薦める理由は、この作品が韓流ブーム以前の映画だからです。
この映画は1985年に制作されました。
この映画はアメリカの永住権ほしさに偽装結婚する男女を描いた話です。
韓流ドラマは外面が整っているドラマが多いのですが、この映画はそうではありません。
人間のイヤな部分もきっちりと描写しています。
冬のソナタ以降の韓流しか知らないファンには到底受け入れ不可能だとは思いますが、私が韓国に興味を持ったのはこの映画がきっかけです。
21位:戦火の中へ
私がこの映画をおすすめする理由は、BIGBANGのT.O.Pさんが出演している所です。
BIGBANGのメンバーとして日本でも有名ですが、役者さんとしての彼も演技が上手く映画を見ていて引き込まれます。
映画の内容は韓国と北朝鮮の戦争に韓国の学生達が兵士として徴兵され戦うのですが、若い命が戦争で失われてしまうという残酷な結果に胸が苦しくなります。
戦争は怖いから見るのも苦手と思っている方にも、韓国の歴史が学べるのでぜひ見てもらいたい映画です。
22位:ミス・ワイフ
仕事ができる独身女性が不慮の交通事故にあってしまい、生死をさまよってる中、ある男と出会い「一か月間、他人の人生を生きれば元に戻すことができる」と提案してきます。
庶民の生活も、家族間の愛も、何も知らない女性が奮闘している姿が何とも面白く、応援したくなる映画です。
一か月ともに過ごしていくうちに、他人のはずなのに本当の家族のような愛が生まれ始めます。
コメディとファンタジーが入り混じっている上に、感動できるシーンがあり、非常におすすめです。
23位:王の運命ー歴史を変えた八日間ー
時代もので実際にあった話です。
王が息子を殺してしまう話ですが、それまでにいろいろな苦悩があり、息子も息子で、いろんな想いがあり…。
これが本当にあったと思うと、とても切ない話です。
最後死んでしまった息子の息子がいるのですが、舞を踊るのですが、彼の眼には父親の姿が思い出され、涙をこらえながら踊るのです。
このシーンは涙なしでは見られません。
息子であるユアインの演技もとてもうまく、どうにもならない思いがストレートに伝わってきて、ユアインの息子に対するおもいや、王である父親に対するおもいが、本当に切なく、心が締め付けられる話でした。
24位:ラブストーリー
主人公の切ないもどかしい気持ちを、観てるこちらにすごく感じさせる映画でした。
中盤まではラブストーリーらしい穏やかな2人の姿を観れますが、友人達の中で揺れ動く葛藤。
好きな気持ちを押さえながら離れざるをおえなかった二人。
最後の再会シーンでは、相手はすでに自分の友人と結婚をしたが自ら自分も結婚して幸せに暮らしていると嘘をつき、その想いは消えることなくどうしようもないその想いを抱きながら死を選ぶ
涙目なしでは見れない映画です。
25位:コンジアム
コンジアムは韓流ホラー映画です。
実際に世界7大心霊スポットの選出された、韓国唯一のコンジアム精神病院に主人公のハジュンら心霊系YouTuberグループがそこに潜入します。
そしてその中でも「402号室の呪い」にハジュンらは対面します。
この映画は、約7人のライブ配信中継を劇中でリアルタイムで物語が描かれているので、臨場感と緊迫感が満載です。
役者たちの演技や恐怖におののくリアクションも、完成度が高いです。
幽霊や怪奇現象のリアリティーもクオリティーが高いので観る価値は充分にあります。
26位:ファイティン!
スポーツで挫折した人が再起して人生を取り戻す…という王道のストーリーです。
また、腕相撲協議会がどういうものかを見れておもしろかったです。
主役のマ・ドンソクは、すごく腕を鍛えていて、腕相撲のすごい男だということに説得力があります。
ただ、腕を倒すというシンプルな試合内容なのに、顔がほんとに苦しそうで、見ていてどれだけつらいかがわかります。
誰もが一度はしたことのあるであろう腕相撲が、こんなにドラマチックになるなんてびっくりでした。
最後にはみんなハッピーになって、見ていて楽しい映画です。
27位:猟奇的な彼女
とにかく彼女役のキョヌがかわいいです。
とてもかわいいのに、酔いつぶれて嘔吐というインパクトのある登場シーンは衝撃。
行動はすべて突飛で、主人公の男の子に、あれやこれや非常に理不尽な要求をするものの、主人公はもちろん、みている側もつい許してしまう魅力があると思います。
キョヌが突然に消えてしまうなど、ストーリー展開もめまぐるしくて目が離せない。
ラストのどんでん返しというか、落ち着くべきところに落ち着くところがとてもほっこりします。
28位:ハナ 奇跡の46日間
1991年、幕張メッセで行われた世界卓球選手権で、史上初の韓国・北朝鮮合同チームが出場し、奇跡の世界一になった実話を元にした映画です。
昨今のオリンピックでも政治的な思惑から、統一コリアで参加して話題になりましたが、こちらは日本の尽力で結成された奇跡の統一コリアチーム。
映画では統一チームの韓国、北朝鮮の選手たちが、最初は半目しあいながら、やがてチームとして団結していく様を見事に描いています。
そしてそれまで8連覇中の中国を決勝で破る奇跡の優勝を果たします。
卓球のスポ根ドラマ、韓国女子と北朝鮮男子の恋物語、そして優勝後の永遠の惜別など、最後は号泣間違いなしの傑作です。
29位:おばあちゃんの家
ひとことで言えば泣ける映画。
物語はタイトル通り、おばあちゃんの家でのお話しです。
話すことも書くこともできない実祖母とそんなおばあちゃんに預けられる7歳の少年。
おばあちゃんはひとことも喋らないけれど、孫への愛情をとても感じるすばらしい演技でした。
私がこの映画を初めて見たのは自分が小学生の頃で、どんなドラマや映画アニメを見ても感動したことは一度もなかった私が初めて感動した作品です。
とてもシンプルで淡々としているので、見やすいながらも感情を動かされる映画になっています。
30位:あやしい彼女
日本でもリメイクされました。
おばあさんが主人公で、そのおばあさんは義娘に文句ばかり言って敬遠されてしまいます。
ある日、写真館に入って写真を撮ろうとしますが、写真を撮ると20歳の姿になってしまいました。
その後、おばあさんはやりたかったことをやろうと歌、恋愛をしようとします。
歌に関してはテレビ局のプロデューサーの目に留まります。
そんな中、孫のバンドからも声が掛かり一緒に活動をしようとします。
内容的にもとても面白く、シム・ウンギョンさんの演技もとても面白く上手で本当に大好きな映画です。
下鴨 says
ジャッキー様
韓国映画だと思うのですが、とても印象に残るシーンがありました、、。
父は犯罪を起こして刑務所にいて、男の子がいるのですが離れて暮らしてます。
父が一時的に出所し、高校生になっている男の子と会うことになるのですが、
会う前に病気で死んでしまいます。なぜか? 友達が、こどもになりすまして、
会い、楽しい時を過ごすのですが、別れ際に 二人で歩きながら話をしてるとき、
手をつないだ瞬間に、父は 自分の子ではないと気付くのです。この瞬間に父は号泣。
この号泣シーンが思い出されるのですが、タイトルがわかりません。
insona says
チャ・スンウォン、リュ・ドクファンの「My sun あふれる想い」では?
2007年と、かなり古い映画ですので確信もてませんがそのような記憶があります。